Sunday, December 20, 2009

トロさんの考え方

トロさんのメルマガより。
テーブルに本を積む。
コーヒーをポットに作り、『したいことはしたくないー植草甚一の青春ー』を
午後1時半までかけて最後まで読む。
新潮社で2200円するソフトカバーってことは発行部数が少ないのだろうが、
値段設定に何の不満もない。この値段でいいから、きちんと売り、読者に届け、
赤字にしないでくれればいい。そして、メジャーブランドである新潮社が、
これまで晶文社あたりが作っていたタイプの本を出してくれれば
読者としてもありがたい。
地味だけど実りのある出版事業って、そういうものだろうと思う。
編集者の多くが者を離れてしまった(つうかリストラされた)晶文社は
もうそういう事業展開をしないだろうからさ。
ほとんど同じ考え方なのでここに掲載。
なんというか、しっかり作ってくれた本はわかる。
この日、トロさんと長電話していたのだけれど、
目を覆ってばかりではつまらない。
雑誌づくりにもできるだけ協力しようとおもった。

No comments:

Post a Comment