Friday, December 11, 2009

マニアにならずファンでいる

ウチの店は、あまりマニア垂涎、という品揃えではない。どちらかというと、初級から中級の読書人のための品揃えだと思っている。みたこともないサンリオSF文庫、とか、初版稀覯本とは、まあ、実際扱えないから、というのもあるんだけど、まぁ、それらも値崩れしているんだけど。
値段に関係なく、昔からマニアとか、苦手だ。マニアックなものとか、考え方とか、避けるようにしてきた。だから、SFとかミステリに関する知識も、本当にマニアックな人から見たら、全然少ないと思う。
裏返せば、ほっとけば自分は非常にマニアックな人間になるのだと思う。誰も知らなくても自分だけが知るよろこび、それはたしかに快楽だと思う。
でも、ある地点でマニアックな思考がどうでもよくなってしまう。いつもだ。SFマニアの人とか、すごいなぁ、とか思うけど、そこまでじゃないんだよなぁ。
ぼくはいつでも「マニア」ではなく「ファン」であると思う。その方が「これから知るよろこび」もあるしね。
お店もマニアックなものは少ないですけれど、楽しいものはそろえているつもりです。よろしくです。


このしおりは2002年図書カード。上野樹里です。

Wednesday, December 9, 2009

ようやくふっきる

なんというか、某マーケットプレイスがどうにも目の端にあって、上のたんこぶみたいで、とてもヤだったのね。だってさ、そっちの値付けより本当は相当安い、それはボリすぎだよ、という値段もいっぱいあって、だけどもじゃあ安い値段でだしたら、セドラレルんじゃないの、そんな投機目的で(しかも億単位の投機ならいざしらず)買われるなんてやだよ、と思って、相当な額に引っ張られているところもあったのです。でも、もういいや、考えてもばかばかしい。セドルんなら背取りなさい。でも、池袋(だっけ)ブックオフのオープンのときの光景ほどおとろしいものはない。みんな、携帯でマーケットプレイスの値段みながら買っているのね。はあ。でももうワシは関係ないよ。掘り出し物もでてくるかもよ。

Tuesday, December 8, 2009

Monday, December 7, 2009

少年とライオン


photo by father, drawing by michi.
忙しい風もようやくやんで、明日からは平常運転できそうです。