Thursday, July 8, 2010

ボルヘスのおかしさ

昔から、ボルヘスのことが気になっていて、かなり読んだり本を持っていたりするのだけれど、さっぱりわからない。ブロディーの報告書、という本があるのだけれど、彼の本はすべてそうで、つまり、報告書なのだと思う。小説や物語ではなく、なにかの報告書。ぼくは、物語や小説というものはいつかはなくなると思うけれど、報告書という形式は永遠だと思う。ちょっとうまくいえないな。物語や小説は、流体だけれど、報告書は硬質な、個体。うーん。ますますわからない。いちど読んでみれば、わかるのではないかな。