Wednesday, December 16, 2009

今年のなんでもベスト10 第10位はケルアック再訪


あっというまに12月も半ばを過ぎて、おどろきのはやさで時間が過ぎていきます。
今日もつくばはさむいけれど、青空がひろがり、いい天気です。すこし雲もあるけれど。

今年の音楽、本、そのほかもろもろ、ベスト10をつらつら考えています。なんというか、ひとくちでいって今年は激動の年でしたが、自分の身におこったこと以外で、考えています。BGMは、年末になると、というか、冬になると聞きたいThe Books  Lemon of pink。

第10位 ケルアック再訪
今年は何年かぶりにジャック・ケルアックを読み返しました。秋から冬にかけて。『地下街のひとびと』、『ビッグ・サーの夏』、『孤独な旅人』。『路上』の新訳(オン・ザ・ロード)は、実はまだ読んでいなくて(もっているけど)、旧訳を何章か読んだり。バリー・ギフォードの『ケルアック』も読みました。

ケルアックにであったのはたぶん、高校生ぐらいの頃。やはりというか、『路上』でした。すごいインパクトで、それからずっと重要な作家です。22ぐらいの頃、友人と芝居をして、その客入れのためと言い訳をして、ケルアック朗読CDの4枚組を(当時でも1万以上はしたのでは)大阪で買い、聞こえるか聞こえないくらいの音量で流していたのだけど、それを評価してくれたのはひとりだけでした。

それから何年かごとにケルアックが読みたくなり、だいたい読んだと思うのですが、なにしろケルアックなので、物語を覚えているというよりは、文章の持つイメージが、何となく残るというものです。

バロウズ、ギンズバーグ、それぞれに重要ですが、ケルアックは特別なのです。なぜかはよくわかりませんが。

今年よく読んだのは、『路上』の季節が終わり、ゆるやかにだめになっていくケルアックでした。この、「だめになっていく」というニュアンスがうまくいい表せませんが、パリに行ったり、ビートニクからはなれていき、死んでいくケルアックが心に残ったのでした。

Tuesday, December 15, 2009

わごむ


photo by michikazu

Sunday, December 13, 2009

買い取りについて!

古書、古本(同じだよ)買い取りをしています。
関東一円はお伺いできます。住居はつくば市ですので、そこからお伺いできる範囲は限られますが、栃木、福島、神奈川、ぐらいまでは高速でお伺いできます。もちろん都内も、千葉も、埼玉も範囲内。必要とあれば、軽トラックで伺いますので大量でも結構です。

ただ、より確実なのは段ボールなどによる宅急便で送っていただくことでしょうか。これは、ネット古書店の多くが採用しているシステムなのですが、少々詳しく。

  1. まず、買い取り依頼をお電話かメールでお知らせください。
    • TEL 029-836-7330
    • books@trixisfactory.org
    • こちらのフォームからお送りいただいてもけっこうです。問い合わせフォーム

  2. ここで、だいたいの点数、書名、状態などがわかりますとおおよその査定額をお知らせできます。点数が多かったりして面倒であれば、このステップはなくてもけっこうです。
  3. ご自宅などへ出張買い取りをご希望か、宅配便での買い取りかをお知らせください。
    1. 出張買い取りの場合→ご希望の日時にお伺いしますので、その場で査定、金額受けわたしなどをいたします。
    2. 宅配便の場合→当店まで宅配便でお送りください。
      • 305-0074 茨城県 つくば市 高野台3-14-35

  4. 宅配便の場合、到着後2営業日以内に金額をお伝えします(メール、もしくはお電話)
  5. 個々の査定額はPDFファイル、もしくはファックスにてお送りします。
  6. ご納得いただければ、ご指定の口座などに振り込みます。振込代金は当店が負担します。
  7. ご納得いただけない場合、宅急便にて返送いたします。送料は当店が負担いたします。
    • お送りいただいたなかで何点かのみが査定額に不満だった場合、該当の本のみ返送いたします。送料は当店が負担します。
不明な点は上記問い合わせメールなどでお気軽にお問い合わせください。
配送料とか、振込料とか、もろもろ無料(当店負担)になっていて、大丈夫かしらと自分でも思うけれど、たとえばGoogleに広告掲載したりする金額を考えれば、(つまり一種の広告費と考えれば)大丈夫なんじゃないかしら。


そういえば、ブックオフの買い取りシステム、ひどいと思うけど、利用している人いるのかしら。
  • 利用者>BOまでの送料はBO負担。これはよし。でも、査定額に不満の場合の送り返しは利用者負担。
  • 買取は30点から。(!)
  • 個々の本に関する査定額は非公表。利用者にも教えてもらえない。
  • 査定額に不満なので、では、あれとあれだけ返してください、ということもできない。全点買い取りか、全点戻してもらうか、どちらか。
これは、ほとんどトラップで、送った時点でブックオフの言い値で買われてしまうシステムじゃね?個々の値段を教えてくれないというのがわからない。いくらで買い取られたのかまったくわからないのね。300円の価値があるものでも、郵送した先で100円に(勝手に)決めて、いやなら他のも含めて返送、ですか。売り上げものびるわ。

クリスマスなんて大嫌い


なんちゃって