第7位は「幼女と煙草」つっても小説です。今年早川から出ました。著者はブノワ・デュトゥールトゥル。舌を噛みそうな名前ですが、本国では既に有名。日本ではこれが初の紹介。1960年生まれのフランス人。
こうした小説は最近あまり読まれないのか、出版される数も少なくなってきているように思う。一言でいえば風刺の効いた寓話だけど、もっと大きく、不条理小説といっていい。もっと、いい話や壮大な活劇はまだ出版されているのに。小粋でブラックな不条理小説を!と思ったのでした。
タイトルから連想して買うと痛い目にあいます。
No comments:
Post a Comment