Tuesday, December 22, 2009

今年のなんでもベスト10 ベスト7は「幼女と煙草」

第7位は「幼女と煙草」つっても小説です。今年早川から出ました。著者はブノワ・デュトゥールトゥル。舌を噛みそうな名前ですが、本国では既に有名。日本ではこれが初の紹介。1960年生まれのフランス人。

こうした小説は最近あまり読まれないのか、出版される数も少なくなってきているように思う。一言でいえば風刺の効いた寓話だけど、もっと大きく、不条理小説といっていい。もっと、いい話や壮大な活劇はまだ出版されているのに。小粋でブラックな不条理小説を!と思ったのでした。

タイトルから連想して買うと痛い目にあいます。

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