Tuesday, December 22, 2009

今年のなんでもベスト10 ベスト8はジェフ・エメリックとリボルバーとレノン。

ああ、あっという間に22日。今年中にベスト1までいくために、少しスピードアップを。


第8位はジェフ・エメリック「ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実」関連を。
この本は面白かったなぁ。2006年に出たときには知らなかったのだけれど、新装版で9月に出たのですよね。ぼくは10月頃に読みました。

ジェフ・エメリックはレコーディング・エンジニアです。15歳にしてロンドンのEMIスタジオ(つまり、アビーロード・スタジオ)のアシスタントエンジニアになります。そのとき、ちょうど1962年頃。デビューしたてのザ・ビートルズを16歳が間近にみたのですから興奮しないわけはないです。

ちょうど二十歳頃、ザ・ビートルズは「リヴォルヴァー」のレコーディングに取りかかり、そのチーフ・エンジニアになります。そこで彼は実力発揮、それ以前とははっきり違うサウンドをザ・ビートルズにもたらします。次のサージェントペパーでもエンジニアを続け、さらに発展したサウンドをつくりますが、ホワイトアルバムでは途中で降板。ま、その辺りは本を読むか、wikipediaでご覧ください。

なにが面白かったかというと、青春の興奮ですね。毎日のわくわくがつたわってきて、こちらもうれしくなります。また、ぼくはときどきサウンド&レコーディングを買うのですが、こうした機材話、出来上がったサウンドだけではなく、そのサウンドがどのようにつくられていったか、という話がとても好きなのです。ああしたディストーションはどのようにするのか、ハイハットはなぜか硬く聞こえるのか、そうした秘密が満載でした。

そうすると、当然レコードが聞きたくなります。ぼくが持っているのは旧版CDですが、それで十分ですね。久々に通して聞きました。タックスマンのギターがやっぱり一番かっこいい。ほかも、ギターとドラムの音がとてもかっこいいです。引きしまっている、タイト。

でもでも、リマスターはバラでモノラルをだしてくれたら、何枚か買います。お願い!

ですがですが、ザ・ビートルズはそのぐらいにして、ジョン・レノンを再度聞き込んでしまいました。なぜでしょうね。MIND GAMESを、車の中でヴォルームをあげて聞くと、泣けてきました。

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