SF作家レイ・ブラッドベリ氏、「人類は火星人にならなければならない」
ブラッドベリの小説は非常に、非常にアメリカ的で、そしてファンタジックで、いつも魅了されます。僕はどちらかというと短編が好きなのですが、それもグッド・オールドなアメリカのルーニィチューンを思わせるからです。つまり、手製でアニメがつくられていた頃のハリウッド製のトムとジェリーとか、ポパイとか、ああいう感じです。
アメリカは非常に人工的で、だからこそ幻想的なのだと思います。どこにもない国、アメリカ。だからこそ魅了されるのではないでしょうか。まるでSFのように。
細野さんの最新アルバム「フライングソーサー1949」が、その雰囲気をモノにしています。あれは、昔ながらのカントリーをあり得ない音像(96khz)でとっているので、音そのものが居心地の座らない、浮遊感のあるものに仕上がっていて、そこが魅力になっています。(それをさらにモノラルで聞いたりして)
このことはいつか、長く書いてみたいテーマの一つです。
本店のブラッドベリの古本はこちらのリストから。
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